白蟻被害の戎柱(8寸角、桧材)の金輪継ぎ、2日目は新しい柱の加工。柱を指し入れ栓を打ち込みました。通常、金輪継ぎは柱径の2.5〜3倍の長さで継ぎますが、既存のほぞ穴の位置や見栄えを考慮して1.8倍の長さで加工しました。また、既存の礎石が一部沈下していますが、やり替えるとなると大事になるため、柱が見える1/4のみ礎石まで伸ばし、残りは欠き込み鋼製束で荷重を伝達、コンクリートを打設して束石の補強をしました。