三連休初日はライフワークにしている国宝建築巡り、京都洛中で一番古い建物、千本釈迦堂(大報恩寺)を拝観しました。応仁の乱の戦没者の供養の為に、北野の社領に三十三間堂の1,5倍の規模で建てられた寺院。今は山門の間口が狭く長く、中には大きな本堂…京都の歴史の深さと栄枯盛衰を感じます。
“おかめ”の像のコレクションが置かれています。本堂を建てた棟梁の奥さまがおかめさん。棟上げ間近に棟梁が最後の一本の柱を間違えて短く切り連日悩んでいたところ、夫の苦悩を憂うおかめの夢枕に斗が浮かび、夫に進言し難を逃れたという逸話。考えて見ると今日、棟木の御幣に日の丸の3つの扇の真ん中におかめの面があるのはこの逸話が発祥の様ですね。


また、北野天満宮にも立ち寄りましたが、暖冬の為か梅の花の盛りを過ぎていました。