学生時代より、見学した庭園や建築の記録写真を撮ってきました。卒業後も古典を学ぶために月に一度は京都を訪れ多くの社寺を見学しましたが、当時はデジタルカメラも無かったため、写真のプリント代に月一万円以上かけ、ポケットアルバムにまとめ、今でもそれが段ボール箱数個に及ぶアルバムが今も残っています。
 デジタルカメラの登場で写真の保存が楽になった反面、撮りっぱなしになり振り返る機会が減ったため、`09年から地域密着ブログオオサカジンで一級建築士はデザインリフォームの達人 建築・造園見聞録≠開設し、ダイジェスト版の写真掲載と、訪れた場所についてインターネットでの調べは習慣化しました。
 SNSの時代になりFacebookをはじめ、そのアルバム機能に、特に気に入った場所の写真を保存してきました。
また、スマートフォンを持つ様になり、日頃からより小まめに写真を撮る様になり、写真データは増える一方にまりました。
 コロナ禍での在宅時間を利用し、パソコンに残っている写真も、遡ってFacebookアルバムに保存、自らのホームページの1コーナーとしてまとめました。パソコンの壊れた際に失われた写真データーが残念で仕方ありません。
 龍安寺や金閣寺、大徳寺など気に入った社寺には10度以上訪れたし、ご縁があり韓国にも年1回以上のペースで訪問する機会もありました。前半はディティールを中心とした記録写真、後半は全体構図にこだわる様になりました。
 個人的な訪問や旅行以外に、視察、見学会、出張、会議、見学案内や現場調査した際の最寄りの社寺と、振り返ってみれば多くの見聞をしてきたと思いますが、海外渡航がままならない今では、国宝建築や、全国の一宮から学ぶ事の大切さに気付きました。