定期的な水洗い

 日々、雨風に晒されている外壁には様々な汚れが付着しています。その様々な汚れは美観を損ねるだけでなく、外壁の劣化を招いてしまうのです。そのため外壁劣化を防ぐには、定期的に水洗いを行うようにしましょう。
 水をかけながら柔らかいブラシやスポンジで付着した汚れを洗い流してください。そうすることである程度の汚れは落とすことができます。水洗いで汚れが落ちない場合には、中性洗剤をぬるま湯で薄めて汚れを落としましょう。
 水洗いをした後は基本的に自然乾燥となりますので、乾燥しやすい天気が良い日を選ぶことも大切です。また、風の強い日は水洗いした後に汚れが付着しやすいので、風の強い日の水洗いは避けることをおすすめします。

風通しを良くする工夫

 日当たりがあまり良くない北側の壁や植え込み付近の壁などは湿気が溜まりやすいため、カビやコケが発生しやすくなっています。カビやコケは外壁の劣化を促す要因となりますので、発生させないようにすることが大切です。
 カビやコケを防ぐには物をたくさん置かないようにする、植え込みを小まめに刈り込むといった、風通しを良くする工夫を行いましょう。また、カビやコケは壁伝いに広がっていきますので、カビやコケが壁に発生していないか定期的に確認しましょう。そして、カビやコケを見つけたらすぐに落とすようにしてください。