屋根・外壁塗装の必要性
家も新築時から7年位を越してくると、外壁の汚れや傷みが、あちらこちらに出始めます。
そうなるとそろそろ家の塗装を検討する方も多くなると思います。塗装は多くの方が外観を
きれいにするために検討されていますが、塗装本来の目的は、美観以外に重要な役割をもっ
ていることをご存知でしょうか。

お住まいを守ることが塗装の目的
「塗装」というと、外観をきれいにするためと思いがちですが、本来の目的は、大切なお住
まいを長く守ることです。

太陽光や雨などによる自然環境にヒビさらされている住まいは建物の一番外側にある塗装に
よって外的要因である紫外線や水、湿気などから家を守っています。
例えるならば、私たち人間の「皮膚」です。UVケアなどを怠っているとシミやシワができ、
様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。

家の屋根や外壁も同じです。
「塗装」によって、紫外線や雨風などから住まいは守られています。定期的に住まいの状況
に合わせた「塗装」をしなければ、お住まいに様々な劣化が起こってしまうのです。

「塗装」には寿命があるからメンテナンスが必要
紫外線や雨風などの外的要因から住まいを守っている塗装。
塗装について、もう少し詳しくご説明します。

屋根や外壁に塗料を塗り、それが固まると「塗膜」という膜が屋根や外壁を覆います。この
塗膜が、紫外線や雨水などが直接、屋根材や外壁材に当たらないようにガードしています。
しかし、この塗膜も寿命があります。

長い間、紫外線などの外的要因にさらされることで、塗膜は劣化してきます。
塗膜が劣化すると、屋根や外壁にヒビ割れが入り、そこから雨水が侵入して構造体を腐らせ
るなど、建物にダメージを与えてしまいます。

そうならないためにも「塗装」による定期的なメンテナンス=塗り替えが必要になるのです。


 よく、訪問セールスで外壁塗装などの業者が来るかと思いますが、その値段に惑わされてはいけません。「2度塗り」しますと言っても、塗料は幾らでも薄めて塗ることができるのです。
 長年、店舗を構えていたり、地域密着で工事をしている、「顔の見える業者」に依頼することをお勧めします。

塗装状況は写真を小まめに撮り報告します