近年、格安で剪定する業者さんや人材センターに、庭木剪定を依頼される方が多いようです。
生垣だけだから…単植の木が数本で低予算で行いたいのであればそれも有効でしょう。
 しかし庭は、数本の木の構成が、組み合わさって大きな風景を表現します。それぞれのバランスを意識しているか、日照、通風や土質、樹種による成長の速度などを考慮しなければなりません。
また、設計者の植栽意図など理解していなければ、取り返しのつかない過ちを犯してしまします。下左の台杉の写真は新植時、右はシルバー人材センターによる剪定です。最も大切な、成長する下枝の葉を切り落としてしまい、今後数年間は見るに堪えない状態が続きます。

 
 3年前の新植時                2年にわたりシルバー人センターに剪定依頼

 庭は設計・施工が半分、残り半分は管理だと言われています。管理を怠れば、庭の価値は半減してしまいます。
 少なくとも庭木の剪定は、剪定だけを生業とする業者ではなく、庭づくり、デザインをする業者に依頼することをお勧めします。
庭づくりのために名庭の見学や勉強をしているのか、庭に対する哲学の有無でその仕上がりは大きく違ってくると考えられます。
決して値段だけで剪定業者を選ばない事をお勧めします。