(1)スペースの把握
 正確な寸法測定が必要です。柱や排水口、エアコン室外機の位置・寸法など、ユニット式のタイルの割付け・枚数、カットの有無などを考慮しなければなりません。また、マンションやビルの避難ハッチや蹴破り戸などの避難経路を塞がない配慮が必要です。

(2)生活スペースの確保
 ベランダは洗濯や布団を干したりする、生活のスペースでもあります。すべてが植栽や家庭菜園では生活に支障をきたしますので、充分な配慮が必要です。

(3)植栽を育てる
 想像以上に乾燥したり、直射日光を浴びたり、風が強かったりするため、それらに強い植物を選択する必要があります。 区画を設けて樹木を植えるには、相応の土を入れる必要があり、ベランダや屋上への過重負担の軽減の為に軽量土を利用することもできます。鉢植えやハンギングバスケット、プランターの管理が容易なもの上手く使う事をお勧めします。

(4)ジョイントタイルを敷く
 コンクリートや防水シートの見た目を変えるだけでなく、表面保護の為にもジョイントタイル(磁器質タイル、天然木、天然石材)や人工芝等を敷く事をお勧めします。

(5)ラチスや板塀
 一般的な手摺はいずれも無機的な素材が使われがちですが、ラチスや板塀など自然素材を組わせて、垂直面を覆うことで、庭の背景は大きく変わります。強風などで部材が飛ばされない様な取付が必要です。エアコンの室外機も同様に、機械の性能に影響が出ない程度に木製やアイアン製のカバーで設える事も必要です。

(6)日除け対策
 ベランダに日除けを作ることで快適になります。以前はよしずなどを建てかけるのが主流でしたが、オーニングや、手すりや掃出し窓に取り付けるシェードもあり、場所を取らないのが魅力です。

(7)照明器具で光の演出
 夜間は部屋内より暗くなるため庭が見にくくなりがちです。電源が無い所でもソーラー式の照明など取り入れることで、夜のベランダガーデンを楽しむことができます。

(8)ガーデンファニチャー
 ガーデン用のチェアやテーブルで憩の一時を…ただし、小さなお子様のいるお宅では、ベランダ手すりを乗り越える足掛かりにもなるため、設置は慎重にされる様にお勧めします。